現実を知ることで見るべきモノが解るはず

病院外で亡くなった人の95%の人の死亡原因は、心肺停止です。
その事を今では多くの方に周知されてきていて、最近ではAEDを設置している公共の場所や企業などが増えて来ました。
AEDとは、自動体外式除細動器という物です。 突然心臓の拍動が止まってしまった時には心肺停止状態となりますが、その時、心臓にショックを与える事で元通りに正常に脈を打つようになる為の医療機器です。
通常除細動器の使用は医師のみに許されている事ですが、AEDは医師でなくても誰でも使用が可能とされています。 その使用方法は機器から流れるアナウンスと、機器に同梱されている説明書で確認する事ができる為に、急を要する時に直ぐにAEDを使用して倒れている人の命を守る事が出来ます。
人間の心臓は一旦止まってしまうと、1分毎に生存率が10%減少すると言われています。 更に人間の脳は、心肺停止から3分~5分を経過すると、その機能が失われ始めるという事です。 それに加えて、救急車を呼んでから実際に到着するまでの全国平均は7.9分という結果が出ている現状で、AEDの必要性が叫ばれています。
AEDが登場してから、今までに急激にAEDを設置している場所が増えたようですが、今後も益々増えていく事でしょう。 それと共に必要な事は、AEDとはその使い方はとても簡単ですが、人の命に関わる時に正常に正しく使用できる人が案外少ないのではないかという事です。 各地でAEDの使用方法の講習が行われているようですが、更にもっと盛んにする事が大切と言えます。 せっかく命を救える機器を備えていても、それを使いこなせる人が居ないのでは設置している意味が無くなってしまいます。
学校は勿論の事、マンション等の集合住宅や地域の団体などでも、もっと積極的に全員がAED使用の練習が出来るようにして行き、誰もが躊躇無くAEDを使えるようになる事を目指すべきでしょう。 AEDを設置している機関は増えましたが、それがどこに設置されているのかを把握している人はそれほど多くないのではないでしょうか。
AEDの価格を知れば、もっと設置数は増えると思いますが、あなたの会社や生活環境下に設置されていますか? 設置をしている施設では、更に誰の目にも見える場所に置き、普段からその場所を認識してもらえるように、案内板を設置する事も大切です。
お互いにお互いの命を守る体制を整えて行けば、病院の外で心肺停止が原因で亡くなる人は激減する事でしょう。 価格的にももっとクオリティが高く費用を抑えるようにし、将来的にはAEDは1家に1台という普及率になって行く事が、望ましいと考えます。